ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

千篇一律

2014年9月11日


千篇一律(qian1 oian1 yi1 lv4 チエン ピエン イー リュウ)は成語で、「紋切型の詩・文;(広く)事物の定型化・公式化をさす。」と出ている(小学館:中日辞典)。じつはわたしは初めて知ったのだが、これに対応する日本語があって、それは千編一律(せんぺんいちりつ)と説明されている。ただ、わたしが聞いたことがなかったというだけで世間ではそれなりに使われているようだ。

工場の生産ラインではどんなに複雑で慣れない作業も標準化、習熟化によって容易にできるようになっていく。それは病院の看護師もそうで、専門知識・専門技術の習得で素人から見るとすごいなあと思える作業がすいすいとできるようになるのであろう。

工場の場合、千編一律の仕事という表現が使われている。定型化された作業で仕事は楽になっていくが、やがては単純作業の繰り返しに思われるようになり、作業者は疲れを感じるようになってだんだんと元気がなくなっていく。そうなると生産性が落ちてきて業績に影響が生じてくるばかりか、労災などの事故も起きやすくなっていく。

従来、中国では出来高や歩留率、出勤率等での管理が主流で、日本のような社員教育という考え方がなかった中国も最近は職場の活性化策として外部専門業者を呼んで各種の講習会が行なわれるようになってきたそうである。

<註>
千篇一律 qian1 oian1 yi1 lv4 チエン ピエン イー リュウ (成語)千編一律(せんぺんいちりつ)。紋切型の詩・文;(広く)事物の定型化・公式化をさす。

<引用文>
千篇一律的論調(lun4 diao4 ルン ディアオ) 紋切型の論調。
那些文章、没有什麼新東西 それらの文章は千編一律でなんら親身がない。