ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

斟酌

2013年3月22日


中国人からの文章のなかにこういう文字をみると「あれ、これも同じだ」とつい嬉しくなる。日本人向けの中国語テキストではまずお目にかかれそうにない字。

これも1000年以上前、中国から日本へ伝来して今もそのまま使われている漢字の一つであろう。斟酌(zhen1 zhuo2 ジェン ジュオ)の日本語訳は(物事や用語の適否を)見はからう。考慮する。斟酌する(小学館:中日辞典)。

しかし、手元の国語辞典では、①事情をくみとること。②適当にはからうこと。③参照して考えること。となっていて、日本語の方が少し幅が広くなっているように感じる。根底にあるのはどちらも「考慮する」ということのようだ。

歴史上、初めて漢字に接した日本人はどうやって翻訳したのだろう。辞典などはなかっただろうし、場面と状況から少しずつ漢字と日本語との対応を増やしていったのであろうか。

【註】
斟酌 zhen1 zhuo2 ジェン ジュオ (物事や用語の適否を)見はからう。考慮する。斟酌する。