ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

衰老

2013年1月30日


カメラは正直である。ときとして残酷なほど歳とった顔を写し出す。私はこういう表情なのだといつも見慣れた顔とは違う写真をみて愕然とするときがある。とくに女性の場合は歳をとってからの写真を嫌う人がかなりいる。  

中国語と日本語とで順序が逆になっているものはけっこうあるが、衰老(shui1 lao3 シュアイ ラーオ)もその一つで、日本語では「老衰」と同じ意味である。

人間、歳をとるのは回避できない問題である。しかし、50代、60代、70代になっても気持ちは20代という人は大変多い。心では若いという気持ちと身体は一日一日老衰していくという矛盾のなかで人は活きている。

気持ちと身体の老衰とが大きく乖離すると人はおうおうにして怪我をする。昔はこんな塀は簡単に飛び越えたのにと思ってもすでに遅い。膝を塀にぶつけて「痛い!」である。足を高く上げているつもりなのに身体の老衰の関係で実際には思ったほどには上がっていなくてぶつけてしまう。

【註】
衰老 shui1 lao3 シュアイ ラーオ 老衰(する)。年を取って心身が衰えている。(小学館:中日辞典より)