ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/表現の妙

明天再説

2005年12月14日

 これは非常に便利な言葉である。「明天」、「再」は「明日」、「再び」の意味で、日本人なら説明がなくても大体察しがつく。「説」は「言う」。だから直訳すると(そのことについては)「あした、再び話しましょう」となる。
 たとえば、きょうはこうこう、しかしあしたはきょうの状況や結果をみてからでないとわからない、何ともいえない、というようなときは「明天再説:あした再び話しましょう」といった使い方をする。要するに条件や状況が確定していなくてはっきりしていないときに、いろいろな要因を想定してあれこれ考えたり、議論したりしてもあまり意味がないと判断したときに使い、最近わたしもこの言葉をよく使う。
 この言い方は使い方によっては逃げ口上としても有用。時間がないときや面倒くさくて話を打ちきりたいときなどにも使える。「このことはあしたまた話し合いましょう」というと相手もほとんど「明天再説」と返してくる。しつこく「いや、この件はすぐに返事をもらわないと困ります」などと迫られた経験はまだない。そしてあしたになったら、お互い忙しくてこの件を忘れ、流れてしまうということもよくある。
 「あした」のところを「あさって」、「来週」、「来月」などに置き換えれば同様に使える。あしたはあしたの風が吹く。はっきりしないときはあれこれ考えたりしないで「明天再説」と言って終わりにするのが精神衛生上非常によろしい。

   明天 mingtian ミンティエン 明日
   再  zai ザイ     再び
   説  shuo シュオウ    言う