ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

左右為難

2007年5月18日

左右為難は「成語」で、板ばさみのこと。人にはそれぞれ立場があり、上からも責められ、下からも責められる。上が立てば下が立たず、下が立てば上が立たず。また、上と下が結託して中間管理者をいじめるのもある。苦しい立場の中間管理職というのは中国でも同じである。

とくにかの国の場合は人の流動性が非常に高いのでこのようなことが発生しやすい土壌が元々ある。組織上、たまたま部長がいて係長がいるが、課長がいないことがある。長年、課長がいない情況下で仕事に慣れているせいか、仕事の拡大につれて課長を外部から招聘するとうまくいかないことがある。

原因は部長と係長が結託して課長を爪弾きにしようとすることである。結果として課長は嫌気をさして数ヶ月で会社を去っていくことになる。表向きの退職理由は別にあり、じっくり話を聞くと、本当の理由が透けてくる。そして辞めていく課長の置き土産の言葉は「後任課長に誰が来ても私と同じ情況になるだろう。」という分析であった。

会社の発展のためにはこの問題点を根本的に改善する必要がある。人の扱いが一番むずかしいのはかの国でも同じである。

【註】
左右為難 zuoyou weinan ズオウ ヨウ ウエイ ナン 板ばさみになる。進退谷まる。
成語 chengyu チョンユウ 熟語、成句、諺