ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

口べらし

2015年6月11日


  我家有四口人は「私の家は四人家族です。」という意味。この言い方は中国語学習のかなり早い時期にでてくる。通常、“人”の量詞は「個」であるが、この場合「四個人」とは言わない。“(家庭・村などの)人数・人口を数える”場合は“口(kou4)”を用いる。だから、「四口人」である。

  企業であれ、家庭であれ、経営が苦しくなってくるとまず考えられるのは「口べらし」である。これまで単純にこの「口」のことを“食べる口の数を減らす”から「口べらし」なのだろうと思っていたのだが、“(家庭・村などの)人数・人口を数える”量詞の口(kou3)から来ているのではないか。

  口(kou3)は人数の意味だから「口べらし」は「人数べらし」、つまり「人数を減らす」ということになる。“食べる口の数を減らす”という解釈も「人数べらし」につながっているから、全く見当はずれということでもなかったことになる。

<註>(小学館:中日辞典より)
口 kou4コーウ (家庭・村などの)人数・人口を数える場合の量詞。
  口(くち)の意味で単独で用いることは少ない。話し言葉では一般に“嘴”(zui3 ズイーイ 口)という。

(用例)
戸口 hu4 kou3 フー コーウ 戸籍