ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

一針見血

2014年12月25日


一針見血(yi1 zhen1 jian4 xie3 イー ジェン ジエン シエーエ)は成語で、意味は「短い言葉で急所をずばり言い当てる。」

日本語的に考えると「一刺しで血を見る」となるから「急所を一刺し」になり、「短い言葉で急所をずばり言い当てる。」につながる。

わたしの知っている中国のある工場はISO14001(環境)もISO9001(品質)も取得している。しかし、それらをあまり実践している様子はなさそう。これらのISO規格を取得していないと客先が相手にしてくれないからである。

年一回の定期審査が近づくとコンサルタントを雇って資料の作成整備に入り体裁を整えて更新を続けている。わたしが大連の工場で仕事をしていたとき、審査員から「こちらの工場は記録などもきちんと残しており管理規定にちゃんと基づいた運用がなされている」旨の評価結果があった。日本では当たり前のことが中国では驚きに値するということのようだ。

わたしの知っているかの工場では従業員がプレス機で指を潰したとか手首から先をプレス機で飛ばされたとかの重大労災が後をたたない。日本では常識とされる安全装置をつけないからである。さらに最近、十万元を超す投資をして幹部に組織運営の講習を受けさせているという。しかし、講習内容を持ち帰って工場内へ展開しようとすると老板はぜんぜん受け付けないらしい。

わたしは言った。「老板の頭の中は賺銭だけで、従業員をそのための工具としか見ていない。」と。ISO14001もISO9001も組織運営の外部講習も同じ位置づけで、磨耗した工具は交換すればいいという考えである。

<註>(中日辞典:小学館)
一針見血 yi1 zhen1 jian4 xie3 イー ジェン ジエン シエーエ (成語)短い言葉で急所をずばり言い当てる。
老板 経営者
(引用文)
一針見血地指出了他的不足 彼の欠点をずばりと指摘した。