ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

血液中の酸素濃度

2014年4月21日


入院中、毎日4回看護士が巡回にきて体温、血圧、血中酸素濃度の測定を行った。酸素濃度の測定というのは初めて。若い看護士に聞くと、測定結果は97~98(単位不明)で酸素濃度に関しては健康体だと言う。

数値が90を切ると酸素ボンベが必要だそうだ。看護士が言う。「私は92までしか下がりません。」「実験したのですか」と聞くとうなずく。研修時の授業の様子がなんとなく想像される。

92は息を止めて最大限我慢しているときの数値だと言う。当時の先生は顔を真っ赤にして測って82まで下がったそうだ。わたしは看護士の研修時の光景をそれとなく想像し、彼女も突然のわたしの質問から若き日(おそらく10代)の研修時血中濃度測定授業の状況を思い出したようだった。

話は酸素濃度の低い高地トレーニングからチベットへ行ったならばまる一日はホテルでじっとしていて薄い酸素濃度に順応すること、逆にチベットから酸素濃度の高い平地へ降りてきたチベット僧は一日ホテルでじっとしていて濃い酸素濃度に順応すること、中国の3500m以上の高原に住んでいる人はたくさんおり、生まれて以降薄い酸素濃度の環境下で生活している話などに及び、すっかり忙しい看護士の邪魔をしてしまった。

しかし、看護士はけっこうこの種の世間話が好きなようである。