ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

節節草

2014年4月13日


いま、春真っ盛りで、いろいろな花が咲き、桜前線も徐々に北上している。秋の彼岸花と同様に、わたしにとって春になると必ず確かめに行く草木の花が迎春花と桜と節節草(jie2 jie2 cao3 ジエ ジエ ツアーオ つくしんぼう)である。

迎春花はまだ寒いなかで花を咲かし、もうすぐ春だよと知らせてくれる。桜は春が本番になったことを感じさせる。節節草は桜が散り始めるころに芽を出して小さい頃の思い出につながっている。

「つくしんぼう」は日本語では「土筆」であるが、「土でできた筆のよう」という意味であろうか。一方、中国語の「節節草」は「たくさんの節がつらなっている草」という意味であろう。中国語ではよくある命名法である。

どちらも外観からきた名前のように感じられる。だとすれば、見た目の感じで漢字を当てるのは日本語も昔は中国語と同じような命名法だったのだ。最近は外来語の発音をそのままカタカナ表記するのと比較しても昔の人のほうが発想が豊かだったのかもしれない。漢字が伝来する前から和語として「つくしんぼう」という名前はあったのであろう。

手元の安辞典によると、「つくしんぼう」は「スギナの胞子をつける茎。早春のびて穂をつける。」と出ている。「芽を出す」という表現は正しいのであろうか甚だ心もとない。

<註>
節節草 jie2 jie2 cao3 ジエ ジエ ツアーオ つくしんぼう