ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

工場建設・怨声載道

2012年5月19日

中国のある社長が工場を新築した。これまでの工場が老朽化したためである。社長のワンマン経営の会社で、すべてのことを社長一人が決めている。工場建設の件も例にもれず社長一人がすべてを決めた。工場の建設費と電気代を押さえるため側壁は薄い鉄板にし、屋根には透明プラスチック板を多用した。

出来上がった工場はたいへん明るく、職場の電灯は点ける必要がなくなって思ったとおりの効果となり社長は大変満足していた。

ところが、屋根を透明プラスチック板にしたため、太陽が燦燦と職場に注ぐようになった。その結果、職場の光景が一変した。日傘をさして仕事をしている人、夏用の日よけ帽子をかぶって仕事をしている人などさまざまである。旋盤やプレス機などの加工機にも直射日光が当たっているという。

春になって、このところの気温上昇と直射日光の影響で、職場はたいへん暑くなり作業者は汗だくだくで仕事をしている。さらに夏になると職場環境はより悪化することが予測され、職場は怨声載道の状態だという。
 
【註】
怨声載道 yuan4 sheng1 zai4 dao4 ユエン ション ザイ ダオ
 成語:怨嗟の声が道に満ちている。<比喩>民衆の不満がきわめて大きい。