ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

未富先老

2012年3月19日


1978年12月、鄧小平により始められた「改革開放」以降、中国は「向銭看」で動き出した。その結果、中国は経済大発展し、GDPで昨年日本を追い越して世界二位の経済大国へと成長した。

「富める者」がたくさん輩出したが、「富めない者」はそれ以上に多く、貧富の差が拡大し中国の大きな社会問題になっていると日本のマスコミが伝えている。

あれから34年、いま「未富先老」の嘆きが聞かれるようになっているという。そうなのだ、多くの人は「未だ富んでいないのに先に歳をとってしまった」のだ。

つい最近、中国の2012年全人代が閉幕した。温家宝首相は3月5日、2012年の経済成長率の目標を昨年の8%から7.5%へ引き下げると表明した。日本のマスコミはこれを「中国、高成長時代に幕」と報じている。

二桁前後の経済成長率には及ばないとは言え、日本などよりはるかに高い成長率を保っている。労働人口の減少、物価の高騰、労働賃金の上昇、不動産の高騰など中国が直面している多くの問題にどう対応していくのか、中国の動向が世界経済にもろに影響をおよぼすだけに目が離せない。

【註】未富先老 wei4 fu4 xian1 lao3 ウエイ フー シエン ラーオ 未だ富んでいないのに先に歳をとってしまった