ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

天と私

2017年2月15日


 わたしが“夏川りみ”の唄に出会ったのはそう古くはない。初めて耳に入ってきたのは大連にいたときで、唄は「涙そうそう」であった。ああ、いい唄だなとすぐに覚えた。あれから何度この唄を唄ったことだろう。

 やがてこの唄に悲しい背景があることがわかった。最近、YouTubeで“夏川りみ”の唄をよく聴く。それらの中で、沖縄の唄を沖縄言葉で歌っているのがかなりある。

 沖縄言葉を聞いて距離的な関係で琉球王朝時代に中国福建省、台湾等との交流があって強い影響を受けていたのであろうと感じた。

 天は日本語では ten1 テン
   中国語では tian1 ティエン
   沖縄語では tin1 ティン(と発音されている)

 福建省付近の発音は知らないのでよくわからないが、ひょとしたら“ティン”に近いのかなと思ったりする。中国語の発音は普通話pu3tong1hua4で東北三省の一つ吉林省の言葉をもとにつくられた人造語というから、全然違っていてもおかしくはないが、それでもかなり近い。

 “私の”は沖縄語では“ワンクの”と唄われている。不思議なことにわたしの田舎では今も“私の“は”ワンクの“と全く同じに使われている。どういう文化交流があったのか見当はつかないが、偶然の一致とはとても思えない。