ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

烽火

2016年11月15日


 烽火(feng1 huo3 フォン フーオ)は「①<古>のろし。②<喩>戦争。」

 “のろし“は戦国時代~江戸時代あるいはそれ以前から情報伝達の有効手段だったのであろう。甲府市湯村山や北杜市八ヶ岳南麓には武田信玄ののろし台址が残されている。

 よく目に入って来るのは「狼煙のろし」の字であるが、狼の糞を乾燥したものが煙が高く上がりよく使われることからこの字が使われると聞いたことがある。もちろん木でも草でも煙は上がるが、狼の糞がもっとも効率がよかったということであろうか。日本各地にのろし台址が残っているそうである。

 “のろし”の意味で烽火(ほうか)という字も日本語の辞書には載っている。さらに、中国語の辞典にも狼煙(lang2 yan1 ラン イエン のろし)が載っていることから、中国に烽火(feng1 huo3 )と狼煙(lang2 yan1)があって、両方の字が日本へ伝来したということであろうか。

<註>(小学館:中日辞典)用例
②烽火連天 feng1 huo3 lian2 tian1 至るところで戦火を交えている。