ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

(回郷)

2016年11月1日


 わたしの故郷はJR土讃線窪川駅につながる「土佐くろしお鉄道」の沿線にある。この地域は高知市を中心とする土佐弁とはかなり違っている。言葉が柔らかでアクセントにあまりくせがない。当然、方言はあり、また標準語にない表現方法もある。

 アクセントにあまりくせがないから、日本のいろいろな地域に住んでもその地域の方言を話せるようになるまであまり時間はかからない。田舎へ帰ったときは自然に生まれ育った田舎の言葉になる。

 だから、田舎の兄姉、甥っ子、姪っ子さらに幼馴染などと話すときもほぼ100%田舎言葉である。ひとつの理由は標準語では表現できない方言がいくつかあるし、親しみ度が全然違ってくるから。これは関西方面で生活している幼馴染の一人も同じように感じているという。

 例えば、「のせん」である。標準語に翻訳すると物理的には「耐えがたい。我慢ができない。」であろうか。「きょうは暑うてのせんのう」を「きょうは暑くて耐えがたいですねえ」では「ほんとうに暑い」という微妙なニュアンスが伝わらない。

<註>(小学館:中日辞典)
回郷 hui2 xiang1 フイ シアン 故郷へ帰る。