ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

旧秩父街道・枯露柿の里

2014年1月18日


旧秩父街道は江戸時代には秩父往還と呼ばれ、甲州(山梨県)と武州(埼玉県)を結ぶ古道で繭や絹を運ぶ重要な役割を担っていたという。古道は笛吹川の左岸の近くを北上している。今の国道140号線である。
現在の国道140号線が開通したのは20数年前のことで、それまでは地図上にのみある国道で実際には道はなく、道があると信じて自転車で山越えしようとした旅行者が行方不明になった例があるという。

今は雁坂トンネルで甲州と武州はつながり便利になっている。武田信玄の菩提寺である恵林寺の比較的近いところを秩父往還が通っていて、その付近には今も当時のままの塀や庭園などが残されている。
枯露(コロ)柿は恵林寺の近くでもけっこう作られているという。枯露柿は甲州百目柿を原料とした吊るし柿である。百目柿は重量が文字通り百匁(=375g)もある渋柿で、実際には400gもあるものもある。枯露柿作りは①日照時間、②気温、③風が吹く、という三つの条件が必要で恵林寺付近はその条件がぴったりのところだというガイドの説明。


生の百目柿は地元では一個100円で、枯露柿は一個180円で小売りされている。

枯露柿生産者は大量に仕入れるだろうから、仮に生柿の仕入値一個50円としても歩留や手間暇を考えると儲けはそんなにはないのかも。