ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

「太白」という桜

2014年1月6日


2014年1月5日、NHKは9時半から「堂本剛のココロ見」という番組を放映していた。内容は桜守「佐野藤右衛門」という人物との対談。

対談の場所は「佐野藤右衛門」さんの自宅の庭で、そこにはいろいろな種類のそれぞれ曰くのある桜が植えられている。

わたし達が普段みるのは染井吉野のような花びらが多少ピンクがかっているものが多いが、庭の桜の中に花びらが真っ白な桜があって、名前は「太白(たいぱく)」ということであった。

「太白」という桜は以前、日本にたくさんあったが、いつのまにかなくなっってしまった。探した結果、アメリカに残っていることがわかって船で輸送したが全部枯れてしまい失敗。シベリア鉄道輸送でも失敗。最後にじゃがいもに挿して輸送したら枯れずに日本へ着いた話など興味深かった。

わたしはこの「太白」という名前は中国語から来ているのではないかと感じた。日本語にも聖徳太子の「太:たい」や純白の「白:ぱく」があるが、ここの「太」は中国語の「太 tai4 タイ 余りにも---すぎる、ひどく、甚だしく」がぴったりである。

日本には中国から来たと伝えられる花びらが薄青色の桜があるが、ひょっとしたらこの「太白(たいぱく)」も中国からやって来た桜ではないかと思ったりする。中国語的に読むと「甚だしく白い(花びら)の桜」となる。

中国人の命名は「見た目どのようであるか」で命名する例が多いが、この「太白」は正に中国的名前である。