ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

人形町 行列のできる鯛焼き店

2012年12月18日


午後2時ころ、江東区人形町の鯛焼き店「柳屋」の前を通ったとき、店の外には10人ほどが並んでいた。遅い昼食を終えて、再び「柳屋」の前にくるとやはり10人ほどが列をなしている。

わたし達も並んだ。とにかくおいしいという評判で、人形町へ来たからには買って帰らないという手はないというわけである。当日はあいにくの雨で、外で並んでいる客は傘をさしている。だが、並んでいる客はこれだけではなかったのだ。

店のなかにはさらに2列の客が20人ほどいたのである。鯛焼きの道具は6個ほどがガス炉の上に並べられている。焼きあがって道具からはずされた鯛は別の人が外にはみ出て焦げた部分を挟みで切って形を整えている。

空になった焼き器には練り小麦粉であろうか、素早く入れられ、そしてあんこ、さらにその上に練り小麦粉が入れられて蓋をしてガス炉の上に置かれる。こちらは待ち時間がたっぷりとあるのでいろいろと観察する。

6個ほどの鯛焼き道具がガス炉の上に並んでいる。見ていると10秒に一個ずつ焼きあがっている。してみると一分間で6個焼きあがる計算になる。見ていると、途中で休憩をいれるような雰囲気はない。営業時間は12時半から18時と書かれているから、稼働率及び歩留はそれぞれ100%として、鯛焼きは330分で1980個生産される。ざっと計算して一日2000個である。

一個140円だから、一日28万円の売上である。これはすごい売上である。たかが鯛焼き、されど鯛焼きである。

見ていると作業はうまく流れ作業になっている。ご主人が焼く、若旦那の奥さんが鯛焼きをはみでてこげた部分をはさみで整形、包装。奥さんが会計と整形。若旦那は小麦粉をひたすら練って供給する。

並んでいる客は一個二個の人はいない。誰もが大きな袋を持って店を出ている。おそらく10個くらいは買っているようだ。わたしも10個買った。店の外に出て早速、熱々の鯛焼きを食べたが、なんとおいしい鯛焼きなのだろう。ほどよい甘さで飽きない。

結局、一時間待ってようやく買えたのだが、それだけの価値はある鯛焼きであった。この柳屋の鯛焼きは冷めてからも味がいい。